坂を転がるように・・・・・・っていうけど
本当にそんな感じでした。

お正月には荷物を持って電車に乗るのがしんどいと言っていて
3月に最後の家族旅行しました。
その時はホテルの食事も７割くらいは食べて
ヒューゴとアーサー連れてホテル周りを散歩してたんですが

その後、腹水を抜いてもすぐにたまってしまい
食事がほとんどとれなくなって
骨と皮だけになってしまいました。

私は家族旅行は最後だけど
４月に二人で旅行に行こうと考えてたのに
３月の終わりに病院の先生に呼ばれ
面談で妹はもう抗がん剤はやめて
すぐに緩和病院に入りたいと言いました。
その時にはベットから起き上がるのも大変で
電動ベッドを借りるために介護保険の申請してたのに
なかなか認定されず・・・・・状態

緩和で大阪で真っ先に思い浮かぶ病院はすぐに入れるかどーかわからない。
私も車で行けるところがよいので
新しい病院で私の家から車で２０分のところにしようということで
先生がすぐに書類を作成してくれまして
４月３日に入院できました。
治療はしないけれど、いろいろよくしてもらえて
個室だったのでヒューゴとアーサーも連れていけました。
ただ、コロナのせいで面会時間は２時間でした。
特別室だと２４時間自由ということだったので
最後の３日間だけ特別室に
私は1ヶ月以上は大丈夫だと思ってたけれど
りんごとブドウだけしか食べられず
あっという間に15日に逝ってしまいました。

直葬にして戒名もいらんと言われてたので
その通りにしました。
ただ、檀家ではないけれど毎月お坊さんがお参りにくるので
その時はお位牌は仏壇からかくれてもらわないといけません。

なんだかまだ死んでしまった実感がないけれど、
あぁもう私の家族は娘しかいないんだなぁと思うと
淋しいですね。